1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:03:08.86 ID:bZ7+JHB6O
――??ばんどうろ――
ダグトリオ「グオオオ」
男「ダグトリオ、きりさく!」
ダグトリオ「キシャー!」
しかし、ダグトリオのこうげきははずれた!
男「なにやってんだ!」
エリートトレーナー「ニューラ、こおりのきば!」
ニューラ「グュワー」
ダグトリオ「ッ!」
ダグトリオはたおれた
男「ああ…そんな…」
エリートトレーナー「ふん、相手にならないな」
男はめのまえがまっくらになった
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:05:02.89 ID:bZ7+JHB6O
――ポケモンセンター―
パンパンパパパーン♪
ジョーイ「お預かりしたポケモンはみんな元気になりましたよ」
ジョーイ「またのご利用をお待ちしております」
男「……」
男「そろそろダグトリオだけで戦うのも辛くなってきたな」
男「思えばこいつ一体で長いことやってきたもんだ」
男「俺が初めて捕まえたポケモン」
男「ディグダの時からずっと一緒に居たけど…」
男「とりあえず明日になったらもう一度考えよう。おやすみダグトリオ」
ダグトリオ(………)
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:06:49.40 ID:bZ7+JHB6O
――その夜――
ガタガタガタッポン!
ダグトリオ「………」
ダグ助「おい、ダグ和!今日のきりさく全然当たってなかったじゃんか」
ダグ和「…」
ダグ助「なんとか言ったらどうだ!」
ダグ兄「ダグ助、あまりダグ和を責めるな。それに大きな声を出すとご主人が起きてしまう」
ダグ助「ダグ兄!でも…きりさくはダグ和の担当じゃないか!」
ダグ兄「俺だってあなをほるで攻撃が外れることがある。お前のじしんだって外れる時があるだろう?」
ダグ助「俺はダグ和みたいに外すことなんてめったにないけど」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:07:26.72 ID:Nwc90m3P0
ほう・・・
面白そうだな
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:08:36.54 ID:nan3WC+z0
ニューラってこおりのキバつかえたっけ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:08:42.04 ID:bZ7+JHB6O
ダグ兄「そこをサポートしてやるのも俺たち兄の仕事なんだ」
ダグ助「けっ使えない弟が居ると迷惑極まりないぜ」
ダグ和「…僕、僕は」
ダグ助「あ?」
ダグ和「僕はいらないポケモンなんだ…大好きなご主人の役にも立てない。僕なんて…」
ダグ和「居ない方が良いんだ!」ダッ
ダグ兄「ダグ和!」
ダグ助「ふん、放っとけよ。朝には帰ってくるだろ」
ダグ兄「だが…」
男「うーん…うるさいなぁ」
ダグコンビ「!!」
カチッポン
男「あれ?ダグトリオの声が聞こえたような…気のせいか」
男「ぐー…」
ダグコンビ(……危なかった)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:10:11.68 ID:bZ7+JHB6O
――その頃、ダグ和は――
ダグ和「ううっひぐっ…」
ダグ和「僕が弱くなければご主人を喜ばすことが出来るのに」
ダグ和「兄ちゃん達にも迷惑かけないのに」
ダグ和「…」
ダグ和「練習しよう」
ダグ和「練習して、もっと命中率を上げるんだ!」
ダグ和「よし、そうと決まったら何か的になる物は…」
ダグ和「あっこの木が良さそうだ」
ダグ和「えい、きりさく!」
ウソッキー「…」
ダグ和「えい!この!とりゃあ!」
ウソッキー「うるせえええ」
ダグ和「!?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:11:06.23 ID:nan3WC+z0
ダグトリオって分裂できたっけ
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:12:52.96 ID:bZ7+JHB6O
ウソッキー「人が気持ち良く寝てたのにさっきから何やってんだこのもぐら!」
ダグ和(木じゃなかったー!)
ウソッキー「俺様の睡眠を遮っておいてタダで済むと思うなよ?」
ダグ和「ごごごめんなさい!」
ウソッキー「ああ?謝ったら許して貰えると思ってんの?」
ダグ和「ごめんなさい!僕、木と間違えちゃって」
ウソッキー「ハァ?木にきりさくしてどうすんだよ」
ダグ和「技の練習…強くなりたいから」
ウソッキー「ぶっはwwwお前みたいのがいくら練習したところで強くなんかなれねーよww」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:14:40.41 ID:bZ7+JHB6O
ウソッキー「さっきのきりさくだって痛くも痒くもねーしな」
ダグ和「そんな…」
ウソッキー「お前みたいな弱っちいやつは俺みたいのに倒されるだけなんだよ」
ダグ和「…うう」
ウソッキー「俺の睡眠の代わりに永遠に眠らせてやるよ!」グワッ
ダグ和「うわあああ!」
ダグコンビのあなをほるこうげき!!
ウソッキー「ぐわああ!?」
きゅうしょにあたった!
ダグ兄「大丈夫かダグ和!」
ダグ和「ダグ兄!ダグ助!」
ダグ助「お前一匹でなにやってんだ!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:16:42.62 ID:bZ7+JHB6O
ダグ和「僕、その…強くなりたくて、もう兄ちゃん達の足を引っ張りたくないんだ!」
ダグ兄「だからって一匹で戦うなんて無茶なことを!」
ダグ和「これには訳が…」
ウソッキー「くそがあああああ」
ダグトリオ「!!!」
ウソッキー「不意打ちとはいえ弱いもぐらが増えたところで何も変わんねーんだよ!」
ウソッキー「まとめて死ね!!いわなだれ!」
ダグ和「岩が…!」
ダグ助「ダグ和あぶねえ!」ドンッ
ダグ助「うわああ!」
ダグ和「ダグ助!」
ウソッキー「ふっ、死んだか」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:18:33.58 ID:bZ7+JHB6O
ダグ助「ぐっ…大したことないな」
ウソッキー「なんだと…!?」
ダグ助「今度はこっちの番だ!じしん!」
ウソッキー「うおおお!?」
ダグ和「効いてる!」
ダグ兄「いや、まだ終わってない」
ウソッキー「ふざけやがって…」
ダグ助「なっ…持ちこたえただと!?」
ウソッキー「叩き潰してやる!」ブンッ
ダグトリオ「ぐあっ!!!」
ウソッキー「今度こそ死んだな」
ダグトリオ「うぐ…まだだ、まだ戦える!!!」
ウソッキー「この死にぞこないが!いい加減くたばりやがれっ!ずつき!」グオッ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:20:18.93 ID:bZ7+JHB6O
ダグトリオ「!!!」
ダグ和(兄ちゃん達は僕を守ってくれた…今度は僕が…僕が守る!)
ダグ和「きりさくっ!」
ウソッキー「ぐああああっ!!」バタンッ
ダグ和「…当たった」
ダグ兄「ダグ和!やったな!」
ダグ助「まあ、俺とダグ兄が頑張ってダメージ与えてたおかげなんだがな。でも今のきりさくは良かったぞ」
ダグ和「ありがとう。ダグ兄、ダグ助」
ダグ兄「それじゃあご主人のところに帰ろうか」
ダグ和「うん!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:24:06.08 ID:bZ7+JHB6O
――ポケモンセンタ―の朝―
男「うーん。よく寝た」
男「おはよう。ダグトリオ」
ダグトリオ「………」
ボロボロ
男「って、えっなんで傷だらけなんだ!?」
男「ジョーイさんに治して貰わないと…待ってろよダグトリオ!」ダッ
パンパンパパパパーン♪
ジョーイ「はい。お預かりしたポケモンはみんな元気なりましたよ」
ジョーイ「またのご利用をお待ちしております」
男「いったい何があったんだ?」
男「ん?新しい技を覚えてる…じわれ」
男「強そうな技だな」
男「よし!次はこの技で行ってみるか」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:26:58.90 ID:bZ7+JHB6O
――??ばんどうろ――
エリート「ニューラ、れいとうビーム!」
ニューラ「キシャー!」
男「ダグトリオ、きりさく!」
ダグトリオ「グワッ!!!」
ニューラ「ッ!」
男「いいぞ!とどめのじわれだ!」
ダグトリオ「グオオオッ!!!」
ニューラ「ギャウウッ」バタンッ
エリート「そんなバカな!?」
男「よっしゃあ!よくやった!ダグトリオ」
ダグトリオ「グオ!!!」
男「なんか前よりもたくましくなったな」
男「これからもよろしくなダグトリオ!」
おわり
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:27:11.23 ID:BfkvYv+N0
一撃必殺は外れやすい
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:27:32.27 ID:Nwc90m3P0
命中30だからな
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:29:18.68 ID:bZ7+JHB6O
ダグトリオが好きで書いた
文才も何も無いけどダグトリオがもっと人気出たら嬉しい
読んでくれた方ありがとうございます
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:34:36.87 ID:nan3WC+z0
乙!感動した!
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/31(月) 23:48:30.50 ID:aAmo5Z780
一撃必殺ワロタ
引用元
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356962588/
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